どうも、けいとろ(@KEN_running42k)です。
走っていると急に楽になったりする瞬間があると思います。走っていて楽になる瞬間のことを「ランナーズハイ」や「セカンドウインド」と言うことがあります。
前に私が経験した人生初のランナーズハイについてどのような感じだったのかを紹介しました。
この時の感覚は今でも忘れられず、本当に奇妙な感じでした。怖かったですがまた経験してみたいとは思ってます。
しかし、「ランナーズハイをたくさん経験したことがある」という人たちが意外にも居られました。
ランナーズハイって頻繁になるのかなぁ
私は一回しかなかったのでビックリしました。そこでランナーズハイとセカンドウインドの違いなどを調べてみました。
ランナーズハイとは?
ランナーズハイというのは簡単に言えば疲れ知らずの状態になることを言います。この現象は誰にでも起きるという訳ではなく、感じ方も人それぞれのようです。
ランナーズハイになるメカニズムは特に解明されていないようで「このようになるのがランナーズハイだ」とは言い切れないみたいですね。
「脳内麻薬」によって起こる
有力な説として「脳内麻薬の分泌」によってランナーズハイが起こるというのがありました。
「βエンドルフィン」という鎮痛効果のある神経伝達物質がランニング中に脳内で分泌されることで多幸感をもたらすようなんです。
普通に考えたら脳内ですごいことが起こっててちょっと心配になりますね
このβエンドルフィンにはモルヒネ(がん治療に使われる主な鎮痛薬)の何倍もの鎮痛効果があるため、ランニングしていても一時的に苦しいと感じなくなるようです。
モルヒネもとても強い効果のある物質ですがそれ以上となるととてつもないですよね。
セカンドウインドとは?
マラソンや長距離を走る時、走り始めて少し経つと呼吸が苦しくなったり、足が重たくなったりすると思います。しかし、ペースを落とさずに頑張って走り続けていたら呼吸も整ってきて足も動いてきたという感覚になることはないでしょうか?
その苦しい所から楽になった時のことを「セカンドウインド」と言います。
よく走るのが好きになる人の多くはこのセカンドウインドを経験したことによって、苦しくて辛いマラソンに何度も挑戦したくなってしまうのだと思います。
私は走るのって楽しいと思える瞬間があったからこそ走るのが好きなんですよね。まさにセカンドウインドを経験したからかもしれません。
このセカンドウインドが起きるのは苦しい状態から抜け出した時に起こります。走り始めだと体が走ることに慣れていないので酸素を上手く取り込めず酸素不足になって体が苦しいなと感じてしまいます。しかし、苦しい状態でも走り続けることで呼吸や体がだんだんと走ることに慣れてきます。この瞬間にスッと楽になったような感覚になるのがセカンドウインドということです。
どちらを経験してみたいですか?
皆さんは「ランナーズハイ」と「セカンドウインド」だったらどちらを経験してみたいと思いますか?
僕は当然「ランナーズハイ」一択です!
ランナーズハイやセカンドウインドは感じ方も頻度も人それぞれです。ランニングをしてるけど「楽だな!」とか「なんだこの感覚!」というのを経験したことがないとずるいなぁと思われるかもしれません。
でも大丈夫です!安心してください!
実はセカンドウインドは誰でも経験することが出来るんです。
ペースを維持するというのはとても難しいですよね。私は高校の時によく「苦しい時乗り越えれば楽になる時が来るから!」と走りながら言われていたことがありました。
今更ですがこういった意味があったんだと思いました。
セカンドウインドはなりやすいのですが、ランナーズハイを経験することはあまりないかもしれません。
ランナーズハイは上級者ランナーに多くて、極限まで自分を追い込んだ時に起こりやすいかなと思います。私は一度だけしか経験したことがありません。
本当に奇妙な感覚で時間の感覚さえも失ってましたね。興味がありましたら読んでみてください。
まとめ
ランナーズハイとセカンドウインドは走ってる時に起こるとても面白い現象です。
- 脳内麻薬によって起こる
- あまり頻繁には起こらない
- 意識して出来るものではない
- 異様な感覚になる
- 疲れ知らずな状態
- 極限まで追い込んだ時になりやすい
このような経験をする人は極わずかなかもしれません。でもこれを体感できた時は成績も走っている感覚も自分で驚くこと間違いなしです。
セカンドウインドについては
- スっと楽になる
- 体が走ることに慣れてくると起こる
- ペースを落とさないことが大切
- 誰でも経験できる可能性がある
- ランナーズハイとは別物
セカンドウインドはしっかりウォーミングアップなど走る前に十分な体作りが出来ていると起こらないこともあるようです。
ランナーズハイやセカンドウインドになることで走ることが楽しくなるのはあるかもしれませんが、無理せず楽しくを一番で走ることも大切ですね!
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