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3連覇のかかった駅伝から学んだ4つのことを伝えます

体験談
けーたろ
けいとろ

どうも、けいとろ(@KEN_running42k)です。

誰しも全力で打ち込めるものがあると思います。取り組むものがどんなものであっても、諦めずに取り組めば何かを得られる可能性があると感じています。

私は中学3年生の駅伝大会で色々な事を学びました。前年に私の中学は市の駅伝大会で優勝をしていたので注目校になっていました。そして、3連覇のかかっていた大会だったんです。

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三連覇のかかった駅伝大会

私が中学3年時の駅伝大会はすごくプレッシャーがかかっていて緊張していました。

なぜかと言うとその年が『三連覇』のかかった大会だったからです。入学した年から優勝していて前年には優勝メンバーになることが出来ていました。

 
前年の出来事について書いています。

同級生で優勝を経験していたのは私だけだったし、県大会に個人で出場していたのも私だけでした。

中学3年時に400mと800mで県大会に進出できました。タイムについてはけーたろの記録室をご覧ください。

私はどの区間が来ても全力で走ろうと思っていましたが、正直何区が来ても怖かったですね。

まさかのアンカー抜擢

メンバー選考の練習が何回かありましたがチーム内で上位で通過することが出来ていました。

運命のメンバー発表の日。指名されたのはアンカーでした。

けーたろ
けーたろ

まじかー!

プレッシャーを感じつつもチームのみんなの状態が好調だったので優勝できるという期待感がありました。

優勝は絶望的でまわってきた襷

当日は昨年度優勝校ということもあり独特の緊張感が漂っていました。

1区は各校のエースたちが揃っていましたがその中でも私たちのチームは上位で襷を渡すことができ、幸先のよいスタートになりました。

その後の区間の人たちも頑張り、順調に順位を上げてきてくれました。しかし、2位まで順位を上げたものの1位との差は詰まることなくアンカーへ襷渡しとなりました。先頭が通過してから見えてきましたが約競技場半周差でした。この時の差が40秒以上。心の中では「もう無理なんじゃないか…」と思いました。

まさに絶望的でしたそれでも全力を尽くすだけだと思って全く見えない背中を追いました。

この駅伝で走るコースは周回のコースで一区間2周(確か4km行かないくらいでした。)をすることになっていました。1周目を通過した時、周りからこんな声が聞こえました。

「前と20秒差!!」

けーたろ
けーたろ

ん?襷渡しの時に40秒差で1周目で20秒差…もしかしたら追いつけるかも!?

そんなことを思いながらがむしゃらに後を追うと視界が開けていた通りで先頭を見ることが出来ました。

あからさまにペースが遅いことを察知したので一気に抜き去りました。あと少しと競技場1周だったので引き離せるだけ離そうと思いました。が。カーブでちらっと後ろを見ると一気に詰めてきているのに気づきました。余っている体力を振り絞りましたが、ラスト100mで抜き返されてしまいました。

最初から突っ込んでいけるところまでいこうと思っていたのでほとんど足と体力は残されていませんでした。

結果は2位でした。1位との差は僅か4秒でした。

ゴールしたあと顧問の先生には「よくやった」と言われましたが悔しくて涙が出ました。

初めて陸上をやっていて『悔しい』と思えました。あまり感じてはいませんでしたがそれだけ自分が本気だったんだなと分かりました

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駅伝を通して学べたこと

私はまさか追い付くなんておもっていなかったのでビックリでした。あの時、追い付くことなくそのまま終わっていたら「残念だったな」で終わっていたと思います。この経験が出来たことによって学べたことがありました。

駅伝を通して学べたことは4つあります。

  • あまり深いことは考えないこと
  • 全力を尽くすこと
  • 最後まで結果は分からないこと
  • 冷静な判断が必要なこと

プレッシャーのかかる場面でも勝っても負けてもいいから全力を尽くすだけと気楽に捉えることで成功する確率はグンッと上がると感じました

こう思えたのは周りの環境が良かったことだと思います。先生や仲間たちが私を信頼してくれて、スタート前にも笑顔で声を掛けてくれました。そのおかげで一生懸命頑張ろうという気持ちになれました。

そして、結果は最後までどうなるか分からないことです。

最後の最後に負けてはしまったけど、一度だけ首位に立つことが出来ました。また全力を尽くしている様子を見ると観客側も応援したいと思ってくれます。抜かした瞬間は本当に大きな声援をしてくれてとても力になりました。とても良い経験だったなと感じています。

そして今だから感じることとして、冷静な判断が必要だったなと思っています。

私は追いついてきた時に優勝出来るということしか頭にありませんでした。なので追いついた後は一気に抜きました。ここで冷静に考えられていればまた結果は変わっていたと思います。

後に聞いたことですが先頭を走っていた子は体力を余して走っていたそうです。40秒という貯金を上手く利用した走りが出来ていました。ラストのダッシュは短距離選手並みでした。戦略負けですね。

冷静に考えるというのは例えば追いついた時に

  • ゴールまでどのくらいか
  • 相手の状態はどんな感じなのか
  • 自分の足はどのくらい残されているか

などの判断が的確に出来たら良かったなと思いました。どんな状況でも冷静な判断は大切だなと感じています。

まとめ

私が経験したこのから学べたことは駅伝以外でも必要なことだと思っています。

なかなか冷静に考えたりすることは難しいですが意識するなら新たな発見などがあるかもしれません。

また何事も全力で取り組んむことが大切だということが分かりました。結果がどうであれ一生懸命に行うことで失敗から学ぶことが出来ます。学べることがあれば何でも『良い結果』だと思います。

これが駅伝を通して私が伝えたかったことです。

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走ることが好きだけどおとうふメンタルの持ち主。ゆるく走っている一般人です。
一応陸上経験者です。挫折を繰り返してゆるランの道へ。
得意なことを活かしたいと思いブログ始めました。
ブログではランニング・マラソン関連を書いています。

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