どうも、けいとろ(@KEN_running42k)です。
皆さんは、「陸王」というドラマをご存じでしょうか?多くの人が視聴し、ランニングブームの一つのきっかけになっていたのではないでしょうか?
そのドラマに出てくるランニングシューズは、足袋業者が試行錯誤して作ったもので見た目は足袋、でもランニングシューズであるという面白いシューズが出てきました。
そんな「陸王」のモデルとなったのが、『杵屋 無敵』というランニング足袋です。気になったので実際に試して履いてみた感想等お伝えしたいと思います。
ランニング足袋『杵屋 無敵』とは?
杵屋 無敵とは、ドラマの通りで足袋屋が作っている足袋型ランニングシューズです。
素材は足袋の形そのままを使い、ソールの部分に柔らかい厚さ5mmの天然ゴムを使用しているのみという新しいランニングシューズです。
ランニングシューズなのかって感じですね
まさに裸足感覚といえるシューズになっています。でももう裸足感覚というよりほとんど裸足で走っているようなものですかね。なので走り始める前に使い方を正確に理解している必要があります。
ランニング足袋で走る効果ってあるの?
今は厚底シューズが流行っているのでこんな薄いシューズを履くなんて無理って人が多いのではないでしょうか?
私は正直、厚底に慣れてしまって無理な感じだし薄底シューズを履く機会はもうないと思っていました。でもそれは間違いでした。薄底シューズを履いて正しい走り方をマスターして、初めて厚底シューズが活かせるようになるのです!
究極の薄底シューズでもある『杵屋 無敵』の特徴としてまず目につくのは薄すぎるくらいのソールです。ソールにはクッションなどになる保護材を全く使っていません。
反発性も全くなくゴムだけなのでグニャグニャになります。足先まで自由で裸足のような感覚です。
持ち歩き簡単なシューズみたい!
杵屋無敵を履くことによって人間本来の走り方、今厚底シューズでも話題のフォアフット走法(つま先よりの着地)を自然と行わざるを得なくなります。これは着地時に起きる足への負担を最小限にした走り方を覚えることが出来るので大きなメリットとなります。
また、足袋ならではの形もランニングに適しています。親指と残り4本の指とに分かれていますが、このように親指を離すことで動きを自由にさせることが出来ます。親指から蹴りだしを意識させる効果があるようです。
動画でどんな感じの走り方になるのか参考までに載せておきます。
ランニング足袋『杵屋 無敵』凄すぎる!
陸王に出てくるあのシューズって本当にあるのか調べたらこのランニング足袋『杵屋 無敵』を発見したので気になって購入してみました。
もうランニングシューズじゃない。足袋のまんまだ
足を通すと今までにない感覚でした。見た目同様これがランニングシューズなのかと思うほどです。杵屋無敵と一緒に詳しく書かれた説明書がありました。これはしっかり読まないと怪我をする恐れがあるので必ず目を通しましょう。
試しにウォーキングに行ってみるともう裸足で歩いているような感覚です。ちょっと石とか踏むと痛いので舗装されていない道路や砂利道は控えたほうがいいと思います。
慣れないうちは芝生や土のある場所で使うことをオススメします。慣れてきたら競技場や舗装された道路などでも試してみるといいと思います。
道路はかなり足への負担がありそうなのでスピードは出し過ぎない方が良さそう。
初めて使う人は本当に慎重に使いましょう。厚底シューズを履いていた人はなおさらです。かなりの負担が足にかかるので無理はしないようにしましょう。
杵屋無敵を履くことでどこでの着地が最も最適なのかが一瞬で分かると思います。いつも通り履いて着地した所が痛くなってしまったり、あまり痛くない着地(正しい着地)はここなのかと気付かされます。
厚底シューズをレース以外でも使っている人や更なるレベルアップを目指している人、怪我をしない正しいランニングを手に入れたい人などはぜひ試して使ってみてください!
ランニング足袋 無敵
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