運動をする前にストレッチをしたりしますが筋力トレーニングをする前と後どちらの方が良いのでしょうか?どんなことをすると効果的な筋トレが出来ると思いますか?
最近の研究によって以前までのストレッチ方法が効果的ではないことも分かっているようです。やり方次第では逆効果になることもあるので正しい順番で行えるようにしましょう!
筋トレ前のストレッチは逆効果なのか?
筋トレや運動をする前に必ず行うのが準備運動です。この時にストレッチをする人は多いと思います。
筋トレの前にストレッチをすることは確かに大切です。
しかしストレッチには、「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」という2種類のストレッチ方法があります。
結論から言うと筋トレ前に行うと効果的なのは「動的ストレッチ」です!では、動的ストレッチと静的ストレッチとは何か、どんな効果や違いがあるのかをみていきましょう。
動的ストレッチとは?
動的ストレッチとは全身を使ったストレッチで、名前の通りですが動きを加えたストレッチ方法です。
動的ストレッチの主な効果は以下のような感じです。
- 怪我の予防
- 体を温める
- 関節の可動域が広がる
- ウォーミングアップの効果がある
肩甲骨や股関節など腕や足を回す反動を使って筋肉を収縮させたり伸ばしたりすることで、筋肉の柔軟性を上げていくことが出来ます。
静的ストレッチとは?
静的ストレッチとは一定方向に一定時間、筋肉を伸ばすストレッチのことです。
静的ストレッチの主な効果は以下のような感じです。
- 身体と心をリラックスさせる
- 疲労回復
- 運動後のクールダウンが出来る
- 筋肉を緩ませる
以前までは運動前などに静的ストレッチをすると効果的だと言われていましたが、最近の研究によると静的ストレッチは筋肉の張りを低下させてしまいリラックスさせる効果もあるので運動前に静的ストレッチをするとパフォーマンスが下がってしまうと言われています。
なのでパフォーマンスアップを狙うためには程よい筋肉の張りがあるほうが発揮しやすくなります。
適切なストレッチをすることで筋トレの質が上がる!
2種類のストレッチを適切な時に行うことで筋トレの質を向上させることが出来ます。
順番としては「動的ストレッチ➤筋トレ➤静的ストレッチ」です。
言わば「動的ストレッチ」はウォーミングアップで「静的ストレッチ」はクールダウンのイメージです。
筋トレの前にしっかり動的ストレッチを行うことによって怪我の予防をすることができ、筋トレの後にも静的ストレッチをすることで筋肉を緩ませリラックスさせることによって次の日に疲労を残さないようにすることが出来ます。
とても良いサイクルになり、筋トレの効果を最大限に発揮できるようになります!
まとめ
筋トレを始めようとしてもストレッチ不足で怪我してしまったり筋肉痛などになるとやる気をなくしてしまいます。
なのでまずは筋トレ前後のストレッチを頑張って行って怪我をしないようにするサイクルを身につけると気持ちよくトレーニングが出来ると思います。
モチベーション維持することを最優先で筋トレのレベルアップを目指してみてください。
コメント