どうも、けいとろ(@KEN_running42k)です。
マラソン大会で自己記録の更新を目指しているランナーは多いと思います。自己記録の更新を目指し練習を組み立てるには現状の走力を確かめることがとっても重要だと思っています。
自分の走力の現状を知っていると練習も組み立てやすくて、目標も立てやすい感じするね。
現状を知るための練習としてタイムトライアルという練習をすることが出来ます。私の大嫌いな練習でもありますね。
タイムトライアルは現状を知るのに適していますが他のメリットはあるのか、どのように行うと良いのかなどについて書いていきます。
タイムトライアルとは?
タイムトライアルとは全力で走ってタイムを計測する練習のことを言います。「TT」と訳されて言われることもあります。現状で出せる最大限の力で走るトレーニングです。
タイムトライアルという英語をそのまま訳せば「試しに記録を取ってみる」って感じだもんね。
ペースを調整して走ったりしてしまうと別の練習になってしまうので設定なのは気にせず力を出し切ることがこの練習のポイントです。
タイムトライアルの目的と意味
タイムトライアルは現状チェックのトレーニングです。今までやってきた練習の成果がどのように身についているかを試すために行います。
タイムトライアルで走った感覚で分かることがあるのでそれを基に練習を組み立てなおすことが出来るのです。
例えば、タイムトライアルで走った時に終盤になると失速してしまったり、走り終えた時に倒れるほどぐったりしてしまうことがあるとスタミナ不足だということが分かります。
体は楽なのに足がついていかなくてタイムが出なかったり、思っていたペースよりかなり遅くなってしまったという場合はスピード不足であると分かります。
タイムトライアルをして何が足りていないのかを明確に知ることが出来ます。
タイムトライアルの効果
タイムトライアルは現状チェックが主な目的ですが他にも体に刺激を入れるトレーニングとして効果的です。
疲労回復
タイムトライアルって全力で走る練習なのに何で疲労回復に繋がるの?
このように思った人もいるでしょう。疲労回復に繋がるというのは短い距離を全力で走ることによって体内の血流が良くなるからなんです。
血流が良くなるというのは各部に溜まっていた疲労物質が拡散されて循環します。体が重かったりだるかったりする時には短めのタイムトライアルを行うことでスッキリさせることが出来るかもしれません。
体調改善
全力で走ることによって大きなフォームに自然となっていきます。
そして心肺機能に良い刺激が入る為、トレーニングの調子を向上させる効果もあります。
タイムトライアルの距離について
距離はマラソンに向けて行うなら一般的に5~10kmで行います。
しかし5kmもタイムトライアルをしようと思うと無理だしやる気がおきないと思う人もいると思います。
僕がそうなんですけどね。。
なので私がオススメするのは3kmです。3~5kmくらいが丁度良いと思います。
また全力と言われるとしんどいなと思ってしまうので距離を決めて真剣に走ってタイムを測ってみるだけでも良いと思います。
一番はリラックスして行うことだと思うので体に刺激を入れるものだと思ってやるのをオススメします。
まとめ
タイムトライアルは気が引けてしまうトレーニングですが体に刺激を入れるのはとても良い効果を発揮してくれます。体を一旦リセットさせるためにやってみるのもいいと思います。
毎月、決めたコースでタイムトライアルをしてみてタイムが上がっていけば順調ですし、現状チェックも出来るので自分の弱点を見つけられる記録向上には欠かせないトレーニングなので頑張ってみると自分の成長を見ることが出来て楽しいかもしれませんよ。
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